平面結像型斜入射分光器

平面結像型斜入射分光器
形式 XUV235-UHVⅡ
備考

受注生産品

この斜入射型分光器はコンパクトな平面結像型斜入射分光器で、以下のような特徴があります。

1)下記の波長範囲内で、スペクトル焦点面が直線になる。

2)焦点面が入射光にほぼ垂直になっている。

3)刻線型回折格子は格子形状がエシェレットになっていて、反射効率がよい。

4)回折格子の交換によって、上記の二つの波長域を、入射光軸を変えずに使用できます。

の四点があります。

オプションでCCDカメラなどの検出器、排気系もご相談ください。

 

【説明】

回折格子:1200本/mm、波長範囲:5~30nm、波長分散:0.42~0.89nm/mm

回折格子:2400本/mm、波長範囲:1~5nm、波長分散:0.12~0.27nm/mm

この分光器は真空極紫外光又は軟X線領域の分光スペクトルの測定が容易で、結像面が各波長ごとに平面的に且つ波長分解能を低下させずに広い視野を持ち、斜入射分光でありながら、明るいスペクトル結像が得られます。

検出器には平面検出器の、MCP、CCD等を使用します。(オプション)

又、この分光器は二つの回折格子を切り替え(手動)する事によって、1nm~30nmのスペクトル測定を一台の分光器で測定可能なのが特徴で経済的にも優れています。

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